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世界の人々と交流するテーブルマナー講座 4

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みなさん、こんにちは。
日本はお盆開け、素敵な夏休みを過ごされたでしょうか?
ポーランドはすっかり気温が下がって、もう冬服を出してしまいました…

好評いただいているマナー講座、第四弾です。
今回は、最初の歓談・会話で気をつけるポイントです。

日本人の方は時に、気にされている方が多いのでは?
招待いただいたホスト・ホステスは知り合いでも、同席した方は初対面。
そんな時、緊張してしまって、せっかくの会食も楽しむ事ができないかもしれませんね。

知り合いでも、初対面の方でも、最初の会話で気をつけておくと安心のポイントをご紹介しますね。


 

【会食での最初の歓談・会話】

 

■知り合いの場合

こちらは問題ありませんね。まずは再会を喜ぶ、近況を訪ねたり、お天気の話。

「あら、お久しぶりですね。元気にしいてらしゃいました?」
「先日は大雪でしたけれど、大丈夫でいらっしゃいましたか?」

■初対面の方の場合

こちらの場合も、安心してまずは軽く会釈して…

「今日はお隣ですね。どうぞよろしくお願いいたします。」
「私○○と申します。すてきな方とご一緒で嬉しいです。」

と、出来る限り自分から自己紹介をしましょう。

そして、まずは無難にお天気の話。
但し、ここの表現はきれいな言葉を考えましょう。

「暑い日々ですね」よりも「お盆を過ぎましたが、まだまだ秋が遠いようですね」の方が具体的で、叙情的です。また、貴女が季節を観察しながら、毎日を生きているのだな、という事を感じさせます。

無難な季節の話題、と思ってもそうならない事もあります。
「嫌な雨ですね」と言われると言われた方も気持ちが沈みます。

できれば、ポジティブな面を選びましょう!

それから、相手の服装の話。但しこれは、貴女が素敵だな、良いな、と思っている場合だけ。
「夏らしい爽やかなドレスですね」「シャープな感じが素敵ですね」等。

ここで注意する事は、絶対にお世辞は言わないこと。
貴女が相手に感じている、良い点を言葉にするだけです。

外国の方が民族衣装等着ていらっしゃったら、そこからお話が弾む可能性も。

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【会話のマナー、守ってほしいポイント】

両隣の方とお話しするのは絶対条件です!
招いてくれた方は、皆さんに楽しい時間を共有してほしいと考えてお客様を招いているのですから、できるだけ楽しい会話をできるだけ沢山の方とすることを心がけてください。

貴女自身も一人黙々とお食事するより、優しい会話が周りにあったらもっと楽しくなるはずです。

気後れせずに、最初の一歩は自分から踏み出すようにいたしましょう!

また、テーブルでの会話はできるだけ全員が参加できるように気を配りましょう。
話をしていない方がいたら、さりげなく、「○○さんはどう思われますか?」
と聞いても良いですし、その方の趣味や得意な分野を知っていたら、自然にその話で話しかけましょう。
やはり、多くの方は得意な事で発言できたり、アドバイスを求められると嬉しいのです。

もし、自分ばかりがしゃべっているのに気がついたら、すぐにその話を切り上げて、他の方が興味を持っている話題に変えます。
両横、向い側、向いの斜めの5人は皆さんが気を配る守備範囲です。

また、大きな声でなく話せる環境でしたら、自分の巡り7人ぐらいは、会話の交換をしたいものです。

但し、声の大きさには最大元気を配りましょう。
やたらに大きい声では、他の方に迷惑ですし、上品には聞こえません。

かといって相手に聞き取れないような小さな声で話すと、相手の方が一生懸命聞き取ろうとして大変疲れてしまいます。
これでは自分は上品に見えるかもしれませんが、相手の方に優しくありません。

その場、その場で、BGMや回りの方の会話の量が違いますので、必ず、「この状況の中で、自分の声がどのくらい聞きやすくなっているか」を客観的にチェックする習慣をつけてください。

 

【プラスするとパーフェクト!な振る舞いポイント】

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○ちょっとはなれている方にも目を会わせて会釈を。

実は、目を合わせる(アイ・コンタクト)は人間関係を作る上でとても大切なものなのです。

心理学の実験で、「10人以上の会議で直接言葉を交わさなくても、アイ・コンタクトをした相手には好感を持つ」という実験結果が出ています。

また、人とあったときに第一印象を決めるのは、表情が最も大きく、55%という数字もあります。

外国人が他人と目を合わせたときににこっと笑うのは、「私は敵ではありません」ということを示しています。
ですから、とにもかくにも目が合ったら、会釈を。
口角を少しあげるだけでも貴女の意思は伝わります。

実は、これには素晴らしい副作用もあります。
人間の心と体の関係です。にこっと嬉しいときの表情を作ると、脳は嬉しいときの成分を分泌し、本当に嬉しく感じてしまうのです。試しに今、“作り笑顔”をしてみてください。いかがですか?
そして、柔らかい笑顔をしている貴女は、周りの人にとっても近づきたくなる人になります。

この法則は、パーティにも応用できます。招かれたものの、知り合いがいなくて心細い思いをしたことがありませんか?

困った、困った、と下を向いていないで、

“アイ・コンタクト+にっこり攻撃”

をぜひ試してみてください。


 

次回は、食事のスタート!
ここまでのレッスンで、会食の際のコミュニケーションのベースが出来ました。
これがあると無いとでは大違いです。

マナーは美しく食べるためでも、恥をかかないためにあるのでもなく
「心と心を繋ぐ」ためにあるのです。

下の写真は、先日友人たちがポーランドに来てくれた時のもの!
素敵な交流のある会食は一層美味しく感じますね。

それでは、また。

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