松富かおり 公式ブログ

Kaori Matsutomi Official Blog

教養・マナー

世界の人々と交流するテーブルマナー講座1 (English follows)

2016/07/30

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ここ一ヶ月程、国際情勢についてのブログが続きました。(English follows after Japanese)
世界中の出来事が日本のみなさんにも大きく関係する事はお伝えしましたが
実際にご自身が日本以外の出身のかたとコミュニケーションを取る機会が増えている、と感じられる方も多いでしょう。
ニュース等で報じられている事ではなく、自分の周りにも世界は迫ってきているのです。

なぜ、今、テーブルマナーを身につけてほしいのか?

  • 国際化により、多くの人々が海外で生活したり、旅行に行ったりする。マナーがわからず、びくびくしたり、自分の中に閉じこもったりするよりも、せっかくのチャンスは良い方向へ。
  • マナーというのは堅苦しいものではなく、他人に心を寄せて、より人間関係を作りたい、という配慮。
  • 人生は一期一会。その人と一緒に過ごす時間をより良い質のものにすることで、多くのことを学び、未来へ向けた種をまくことができる。

という事なのです。

以前に投稿した記事はこちら

 

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今回は【椅子への座り方】を紹介します。

優雅な動きをするためには、【ゆっくり穏やかに動く】というのが鉄則です。
レストランではウエイターが椅子を引いてくれる席が一番上位の席。女性はそちらの席に。

必ず左側から椅子に座る。ウエイターさんが後ろから椅子を押してくれますので、ゆったりと立ちながら、椅子が膝の裏にあたったら、ゆっくりと腰を落とします。背筋を伸ばし、テーブルとの間に、拳一つはいるぐらいの感覚で座るときれい。背もたれからも拳一つはいるように、背筋を伸ばして座ります。

なぜ、左側から座るのか、というと、ヨーロッパでは右側が上位だから。
一番大事なお客様はホステスの右側に座ります。次の方がホストの右側です。

なぜかというと・・・。

フランス式の食事のルールが確立されたヨーロッパは、各国が入れ替わりながら領土を支配し、シャークスピアの『マクベス』でも見られるように、部下ともいえる城主が王を殺してしまうような混乱の中にありました。

王同士が同盟を結ぶための食事の席でも、そうそう安心はしていられなかったのです。

その頃、当然、多くの人が剣は左側に吊るしていましたから、左側のお客を殺すのには本の一瞬で剣が届きました。
しかし、右側のお客様を狙い、剣を振るうには2〜3秒時間がかかり、難しくなります。

という訳で、『貴方に危害を加えるつもりはませんよ』という事を示すために、一番大切なお客様には招く側の右に座ってもらったのです。

ですから、右に座っている目上の方にぶつかったりしないよう、椅子への出入りは必ず、左側から、と覚えておいてください。

乾杯にたつときも、必ず左側にたちます。

 

椅子に座るという立った一つの動作の中にあるマナーにはこのような背景があるのです。

ただ単純にマナーを形式として覚えるのではなく、背景にあるストーリーを楽しみながら実戦してみてくださいね。

たった一つのマナーが素晴らしい交流を生み、たった一人の行動がその場の空気を大きく変えるのです。

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Today I write about some manners, which are made to share a present time with others.

 

In Europe the guest of honor usually is seated to the right side of the hostess.

This is from the custom in the medieval period. Kings invited each other to make allies, even when they do not trust each other yet.

 

Usually the sword was suspended to the left side of the body. In this case, it is easy to kill the person who sits on the left side.

But to kill the person on the right side he needed to swing the sword all the way to the right and it took a few seconds, in which the person could block with his sword hanging his left side easily.

So in such time,  it was to show the will, “ I would not hurt you” to seat the guest on the right side.

 

So when you take a seat, please take a seat from the left side and stand on the left side to cheer, because you should not disturb the person on the right side.

 

While you are sitting, please make a space between the table and your body, and your body and the back of the chair respectively as much as a fist can fit in.

Please sit uptight.

Please make moves slowly, those are the secrets to make you elegant!!

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