なぜ、今、テーブルマナーを身につけてほしいのか?
2016/07/12
こんにちは、松富かおりです。
ブログでは、マナーに関する情報も少しずつアップしていきますのでどうぞご覧くださいね!
なぜ、今、テーブルマナーを身につけてほしいのか?
- 国際化により、多くの人々が海外で生活したり、旅行に行ったりする。マナーがわからず、びくびくしたり、自分の中に閉じこもったりするよりも、せっかくのチャンスは良い方向へ。
- マナーというのは堅苦しいものではなく、他人に心を寄せて、より人間関係を作りたい、という配慮。
- 人生は一期一会。その人と一緒に過ごす時間をより良い質のものにすることで、多くのことを学び、未来へ向けた種をまくことができる。
という事なのです。
今日は、最初のポイントとして服装と心構えについてほんの少し…
◆招かれたときの服装
格の高いレストランに招かれたときには、普段着でいくのではなく、おしゃれをしていくことも、招いてくださった方への礼儀です。一流のレストランに招かれている時はそれにふさわしい服やアクセサリーで。
ネックレスやブレスレットがよく見えるように襟ぐりがあいていて、袖のないドレスが本流だったのです。
◆魅せたい姿と振る舞い
もし、レストランで美しく振る舞いたい、良いお客様と扱ってほしいと思う方は、
「ドアを開けたら、もう自分はステージの上にいる」
と考えてください。
レストランの支配人、ウエイターはさりげなくあなたの振る舞いを見ています。
レストランでは、貴女が着ている服、貴女の歩き方、何気ない仕草、すべてがお客も含めた周りの人たちに値踏みされていると考えましょう。
背筋をピンと伸ばし、胸から上につり下げられているような意識でまっすぐ前を見て、すっきりと歩きます。気持ちとしては“胸”からさきに前に進むように。きょろきょろしてはいけません。平然と。
エスコートされるのに慣れているように、落ち着いてゆっくりテーブルへ向かいましょう。
寒い季節はコートを着ていますね。最初に入ったとき、レストランのウエイターがコートを脱がせてくれます。
このときは、なれているようにウエイターに背を向けて、両手を軽く後ろにまわして下げます。
このとき、コートの素材、タッグは必ず見られていますので、見られてよいコートを選びましょう。
レディファーストですので、ウエイターが案内するときは女性がそれに続き、男性が後ろです。これは、前と後ろの敵から女性を守る、という意味だったのです。
実はこれがしっかりできるだけで、支配人が貴女のために選ぶテーブルが違ってくる場合もあります。
以上の2つのポイントを気に留めるだけで、見える世界、見られる姿はぐっと変わってきますよ!