何気ない仕草で印象を変えましょう。
2016/07/12
箸の上げ下げ・・・実はこれがきちんとできていることで、貴女は年配の方から、「きちんとした家庭で育てられたのだな」というプラスの印象を持ってもらえます。
これは、「本で読んで知っています」ではダメです。
想像してください。貴女が、きれいにお食事をしたい時って、大切な方と食事する時でしょう?
例えば、上司、ビジネスの大事なお客様、もしくはボーイ・フレンドのご両親などと。
そんな時、貴女は「自分の服装はこれで、大丈夫かしら?」「お話の内容はこれで大丈夫かしら?」と様々なことに普段以上に気を使い、緊張しているはず。
そんな時に、「本で読んでいるから知っているはずのお箸の上げ下げ」に気を配る余裕がありますか?
ないでしょう?
だから、大事なことは普段からしていることが大事なのです。
お箸は右手で取り上げて、一度左手に受け、すべるように下から右手で、持ち直します。
これは、毎日、食事の時には気をつけましょう。家で夕飯を食べる時も、会社の近くの食堂で、同僚と食べる時も。
普段からしていないことは、決して、「大事な場」ではできません。ですから、綺麗な仕草は普段から行って、自然に体が動くように自分を訓練していきましょう。
物を誰かに渡す時も同様です。ハサミなどは刃を自分の方に向けて、必ず両手で渡します。
お辞儀は背中をまっすぐに伸ばし、腰から、頭のてっぺんまでが直線になるように。女性は手を前に軽く組みます。
もちろん、デスクワークをしている時も同様。
背筋は常に伸ばして、肩を開いておくこと。
ソファに座る時も同様です。
だらしなく膝を開いて座らないこと。背筋は伸ばすこと。
猫背気味に背中を丸めたら、貴女は、「とっても小さな人物」に見えてしまいますよ。
ほんの少し気をつけるだけで、貴女の印象は全く違う物になるはずです。
大事なことは、「いつも」そうすることです。誰かに見られている時だけ、あるいは「大事な時だけ」と思っていたら、すぐにメッキが剥がれてしまいますから気をつけて。